我々、プライマリーケアを担当する医師の立場としては、腎機能が悪化しないように腎機能障害を早期に見つけ、末期腎不全へと進展しないように治療をしていくことが第一ですが、残念ながら最終的に末期腎不全へと進展してしまう患者さんも少なからずいらっしゃいます。
一昔前であれば末期腎不全とは、尿毒症という状態になり命を落とす病気でありました。しかし近年は透析という方法が発達し、腎不全そのもので命を落とすことは少なくなってきました。しかし透析治療は万能ではなく、いろいろな問題や日常生活の制限が必要にもなってきます。
ここでは、腎臓関連の学会が中心となって作成した、腎不全になった際にどんな治療選択があるかを作成した冊子がありますので、提示させていただきました。
関連のある方々にはぜひご覧いただければと思います。